千葉県船橋市の長野歯科医院ホーム > 診療内容
当歯科医院での補綴治療について
PROSTHETIC
日本の健康保険制度は長寿国世界一の原動力となった、とても良い制度であることは間違いなく、白い被せ物や義歯についても多くは保険治療で積極的に行っています。しかしながら、歯科材料と歯科技術は目を見張るスピードで進歩していて、保険制度が追い付いていない現状です。
被せ物については、金属を使わないで前歯から奥歯まで白く審美的で強度にも優れ、アレルギーの心配がないジルコニアとセラミックの冠を患者様に紹介し、希望される場合にのみ自費で行っています。
また、義歯についても希望される場合のみに、クラスプの金属が外から見えない審美的に優れたノンクラスプ義歯、またはノンクラスプと強度に優れ違和感のより少ない金属床を組み合わせた義歯を保険外で行っています。
保険適用の白く審美的な冠である
CAD/CAM冠については率先して手を挙げ積極的に行ってまいりました。
歯が一本もない無歯顎の場合、強度に優れ違和感のより少ない金属床総義歯を特定療養費制度で保険も利用して、患者様の費用負担が少なくなるよう努力して行っています。
全体的な治療の流れについて
FLOW
レントゲン室
先ずは患者様のお悩みの箇所である主訴の治療を行うのが常識ですが、まず十分な問診の上、必要に応じてレントゲン検査などを行います。歯の周りが歯垢や歯石などで汚れていると、虫歯や歯周病の正確な診断ができません。
さらに、歯や口腔内が汚れたまま歯肉膿瘍の切開や歯の抜歯などの外科処置を行うと、お口の中の細菌が血管の血流を介して全身を駆け巡る敗血症(菌血症)を起こすこともあり、歯垢・歯石の除去などの口腔清掃を早期に開始しています。
当歯科医院では、歯垢と歯石は歯に頑固にこびり付いていて、患者さんが歯磨きを油断し怠るとすぐに歯の表面に再び付着するので、歯垢歯石の除去と歯の研磨はできるだけ毎回行っています。
口腔内には
500種類くらいの細菌がいて、毎食後、歯の隅に食べかすなどがあると格好の餌とばかりに集まってきて、
24時間後には単なる食べかすではなく成分の半分ぐらいが細菌とその産生物の粘着性のある歯垢が形成されます。
従って、患者さん一人一人の歯磨きの状態に応じて、適宜歯磨きや歯間ブラシ、糸ようじなどの使用についてアドバイスいたします。さらに、虫歯や歯周病で噛み合わせが悪くなっていることもあり虫歯の治療はもとより、適正な噛み合わせにする為に主に高い部分を削ったりして、咬合調整も行います。
口腔内には
500種類くらいの細菌がいて、毎食後、歯の隅に食べかすなどがあると格好の餌とばかりに集まってきて、
24時間後には単なる食べかすではなく成分の半分ぐらいが細菌とその産生物の粘着性のある歯垢が形成されます。
従って、患者さん一人一人の歯磨きの状態に応じて、適宜歯磨きや歯間ブラシ、糸ようじなどの使用についてアドバイスいたします。さらに、虫歯や歯周病で噛み合わせが悪くなっていることもあり虫歯の治療はもとより、適正な噛み合わせにする為に主に高い部分を削ったりして、咬合調整も行います。
また、グラグラと動揺している歯については、隣り合う複数の歯を歯の接着剤(スーパーボンドなど)で暫間的に固定し、最終的には永久固定と言って連結冠(ジルコニア、セラミック、金属など)で長期に固定することで弱った歯と歯周組織の負担軽減をはかります。
これは歯を抜かずに長持ちさせるために大変有効な手段です。そして、最も重視していることは、一通りの治療が完了した後に患者様の状態により期間を決める、1~3か月毎の口腔清掃を基本とする『メインテナンス治療』です。
毎回、歯垢・歯石の除去と歯の表面の研磨、歯磨きの状態と噛み合わせや義歯の調子の点検と調整、あるいは必要に応じて義歯修理や作り直すなどの治療を続行いたします。
以上の治療により、お口の中はもとより、全身の健康を維持・増進させる上で有効であると確信いたしております。